2010.9.26 滝子山

【日 程】2010.9.26(日)
【コース】笹子駅7:15−桜森林公園7:48-7:58−道証地蔵8:30-8:37−滝子山頂11:35-12:17(昼飯)−桧平12:52-13:00−水場13:47-14:00−堰堤(整理体操)14:38-14:48−初狩駅15:33
【メンバ】和名倉山の住人、他 登山スクール
【天 気】晴れのち曇り

 笹子からR20を東へ、田圃の中を左折してJRの下をくぐり葦ヶ池跡の先で再び右折。稲村神社の所で左折。この神社は古い木造で、社を守るため、大屋根が作られている。この先、登り坂になり、中央道を陸橋で渡ると、大きな堰堤の横の桜森林公園だ。ここで体操をしてさらに先へ。寂しょう尾根分岐を過ぎ、道証地蔵へ。2万5千図は、幅員1.5m未満の道になっているが、実際はこの先まで林道になっている。

 道証地蔵から谷筋に下りて左岸を辿り、小沢を渡って高度を上げ、すみ沢の右岸へ。左が植林帯(針葉樹林)、右が広葉樹の間を辿るが、一部登山道が崩れて、右に付け替えられている所からの下りが、滑りそうな土の斜面で、いやらしかった。これを過ぎると、三丈の滝で、右岸に渡る。暫く沢沿いを行き、曲り沢峠へ分岐の手前でひとしきり登りになる。登り切った所に峠への分岐がある。

 この先、もちヶ滝やナメ滝が続き、このコースのハイライトであるが、同時に崩れ易い砂の斜面で、慎重に進む。2万5千図では、曲り沢峠の上の分岐の先の二俣で、間の尾根を登るように道が描かれているが、実際には、もっと沢沿いに行って、水流が細くなる辺りで尾根にとり着く。

 尾根に上がった所は、枯れた花が一面にあり、花の時期なら綺麗だったろう。ここで、大谷ヶ丸への分岐を左に分け、少し登ると尾根筋で再び左:大谷ヶ丸、右:滝子山のT字路に出る。ここで右折、尾根の左手から巻くように登ると鎮西ヶ池。最後の急登を登り、初狩への下山道と合わさったら右手が滝子山頂だ。

 山頂には、滝子沢を登って来たクライマーや、先行パーティが居て、少し西の樹林の中で休憩する。休んでいると、西側から寂しょう尾根を登って来たパーティがやって来て、道をあける。昼食後に山頂で記念写真を撮るが、残念ながら雲が多くなり、富士山は見えなかった。北には、大谷ヶ丸、500円札の雁ヶ腹摺山、姥子山などが眺められたが、雲行きも思わしくないので、下りを急ぐ。

 下り始めは、かなりの急斜面だが、女坂から桧平へ出ると緩やかな道となり、やがて1100mの下で尾根を離れて谷へ下って行く。降り立った所は登りの時は最後の水場となる所。水タンクには飲料不可と書かれているが沢から汲めば良い。ここからずっと沢沿いに下り、堰堤の手前の広い河原で左岸に渡ると、すぐ先で林道へ出る。

 藤沢の集落は、富士山のビューポイントで、富士見沢が語源のようだ。おばあちゃんが、天気が良ければ、庭先から富士山が良く見えると言っていた。中央道をくぐって、笹子川を渡り、R20を押しボタン信号で横断したら左に数分進み、右折すれば、正面が初狩駅だ。駅に向かう途中で、オレンジ色の201系が見えた。本来は大月より西には走っていないのだが、さよなら運転で、こちらへも来ているようだ。初狩駅では、15:40の電車に間に合ったが、鉄道マニアがかなり居て、高尾までの中距離電車も結構混んでいた。

道証地蔵
ナメ滝

GSP軌跡)
 赤:2010/09/26 登山スクール GPS:Garmin Dakota20
 黄:2008/09/23 登山スクール GPS:Garmin eTrex VistaHCx
尾根筋などは、両軌跡がほぼ重なっているが、沢筋では、ズレがあり、黄線が見えている。


曲り沢峠分岐(下の分岐)までは、Dakota(赤)の方が実際の道に近い。
曲り沢峠上の分岐付近は、VistaHCx(黄)の方が実際に近い。



沢を離れて滝子山へ登る所は、2万5千図の道は間違っている。



尾根を離れて沢に下る地点のルートは、赤(Dakota)と黄(Vista)とほぼ同じ線を示しているが、細かく見るとやはり谷筋なので、細かなズレがある。