2008.12.14 百蔵山(むさしの登山スクール忘年山行)

 百蔵山へ行ってきました。昨日の時点で、天気予報は雨でしたが、標高1000mの百蔵山頂付近は、雪になり、思わぬ雪山初体験となりました。
 帰宅してから15時の実況天気図を見ると、南よりに寒冷前線を引っ張った低気圧が通過して、太平洋に抜けていましたが、今日の低気圧は、その下に停滞前線を引き連れた面白い形をしていました。
Yahoo天気

 むさしの登山スクールの忘年山行で、山頂で鍋(トン汁とキムチ鍋)をやる目的だったため、雨天決行との事。朝、神田を出る時から雨。8時過ぎに、猿橋に着いても雨。出発から合羽を着込んで、傘を差して歩き出す。桂川を渡ると、すぐに車道は登り始め、市民球場を過ぎると、勾配はさらにきつくなり、最後の住宅地の中は、登山道よりも急な上り坂となる。

 教団の建物と水タンクを過ぎ、登山道に入ると傾斜は緩くなり、左の谷に入って行く。暫くは谷間に沿っての急登が続き、1ピッチ程登ると北に向かう支尾根に乗り、その先で左に曲がって山頂の稜線に出る。左は葛野への道。右へもう一登りで、百蔵山頂だが、この辺りから雨がみぞれ混じりの雪に変わった。

 山頂に着いた時は、あたり一面の雪。木の枝にも良い感じに雪が着いていて、絵になる。さすがにこんな天気に登っているのは、我々スクールだけだった。先月に来た時は、何パーティも来ていて混雑していたが、今日は我々だけ。ツェルトを張って、その下で鍋を作る。テルモスのお湯を使ったので、すぐに沸き、30
分もしないで、鍋を食べられた。

 鍋で温まったら、早速下山開始。南東の道は急坂で危険なので、来た道(西尾根)を下る。下りは、あっという間に山の神まで下りて来た。ここまで来ると雨も小降りになり、猿橋に戻って来た時には、晴れ間も見え始めていた。

 今回は、1日雨を覚悟しての山行でしたが、思わぬ初雪初体験に、皆、嬉しくなりました。まあ、雪が降って喜んでいるのは、山ヤと犬だけですが。。。

:今回の軌跡、:先月の軌跡、:カシミール本GPSで山登りルート