2008.7.14 斜里岳

下図、清岳荘の位置は、古い。焼失前の小屋の位置が地図に書かれている。
現在の清岳荘は、約1時間下にあり、昔のガイドブックでは、4時間半位のコースタイムが、現在は6−7時間掛かる。

旧道は、何度か沢を渡るが、石伝いに渡れば、問題ない。
何度か沢を渡り返すので、道を外さないように注意が必要。

竜神滝を過ぎると稜線が近く見えたが、沢は水が流れている。(稜線から水が流れているかと思った。)
しかし、実際には、ここから馬の背まで結構あった。

馬の背で休憩していると、先頭の2人パーティと単独行氏が下りてきた。先頭の2人は、これから下山してその足で、雌阿寒へ向かい、今日中に雌阿寒も登る(1日2山)との事!ヒェ〜!!

山頂で写真を撮っていると、4番手の静岡のパーティが上がって来た。2年越しとの事で喜んでいらっしゃった。私が、網走方面が見えたので『オホーツクも見えますよ』と話しかけたら、その中の男性が、『そっちは、オホーツク海のように思えるが、日本海で、向こうの雲の中が羅臼、その右がオホーツク海ですよ。』とメンバーに説明されていましたが...?日本海って、宗谷岬と樺太以西じゃないのかなぁ?

下山は、熊見峠の新道へ。こちらは泥道で泥だらけになった。
小屋では、水が貴重で、泥洗いでは使えないので、下二股で沢に出た所で、靴とスパッツの泥を落とす。
靴の中はびしょびしょで、靴下も絞れる程だった。

小屋の水は、水道水を一旦タンクに貯めているので、沸かして飲んでくださいとの事。
500mLのペットボトルのお茶、スポーツ飲料、清里町の水ともに小屋で買うと 180円。
事前に町のセイコーマート等で買出しして行くと良い。牛乳も東京と比べると安くて助かる。

朝は、牛乳とバナナを食べて出発。丸々7時間掛かって戻ってきた。
昔のガイドブックには、小屋から、7kmくらい歩くとバスがあると書かれているが、余りにも
利用者がなく路線バスは廃止に。
斜里ハイヤーを利用。携帯は通じるので、入山時に帰りのハイヤーの予約は不要。

駅の手前1km位に温泉があり、380円。食事も出来、豚丼+ざるそばセットで1000円。

清里町の汽車は、昼過ぎの便が全く無く、13時半から16:14まで3時間近く待たされた。


斜里山頂から南斜里方面を望む(下の茶色の鞍部は、馬の背)