2008.06.06夜−07 カモシカ山行(奥多摩−石尾根−七つ石山−鴨沢)

メンバー:和名倉山の住人 他計4名
奥多摩22:15−鴨沢8:20 (10時間歩行)
天気は、曇りのち霧

九州北部中国地方に先立って入梅した関東。連日の雨模様で、天気は諦めていたが、
何とか回復。家を出る時には、突き刺さるような三日月が西の空に沈み掛けていた。
今年は2時間早い22:04奥多摩着の電車で、奥多摩に着いた時は、曇り空だった。

石尾根末端から取り付き、三ノ木戸の巻き道までは、汗だくになって登る。昨年と違って
雨じゃないのが助かる。六つ石の手前で南面の巻き道を行くが、ここも結構な登りだ。
途中の水場を探したが、判らなかった。六つ石の肩から(六つ石には登らず)北面の縦
走路を先へ進む。

将門馬場の手前から左の巻き道に入り、緩やかに登りながら、途中の鷹ノ巣への分岐
もパスして、徹底的に巻き道を行く。その先の倉戸・水根の分岐は、下ってしまうので、
右の縦走路を行く。一しきり急登で、カヤの木尾根に出ると左に又、倉戸・水根の分岐が
ある。この先右に鷹ノ巣山頂への分岐があるが、いつも通りここも巻き巻きで、鷹ノ巣の
西に出て、少し下ると避難小屋に出る。

まだ、真っ暗だが、小屋前に、ヘッドランプが見え、今日初めての単独行氏に遭う。こちら
は4人で賑やかだったので、向こうも安心したようだ。ここで、少し下って水場で水の補給
とトイレ休憩。小屋の中は、めずらしく無人だった。

小屋からは、日陰名栗、高丸と巻くプロムナードコースだが、今日は霧で、いまいちの天気。
千本ツツジ下で赤指の分岐を分けると、左に七つ石小屋の分岐に出る。ここは、小屋側へ
巻かずに、右の稜線を登る。大きな防火帯の中に、再び七つ石小屋への分岐を分けると、
神社が現れ、10分程で七つ石山頂だ。

昨日の朝起きてから、既に24時間が過ぎようとしている。眠気も何度となく襲って来るが、
何とか眠い目を開けて記念撮影。余り長居はせず、ブナ坂経由で下山開始。登り尾根に
入ると、続々と登山者が登って来る。先頭の単独行の方は、何時に登りだしたのだろう。

途中で、七つ石小屋のおやじさんも登って来られて、朝の挨拶。ここの長雨で、途中崩れて
いないかと聞かれたが、大丈夫ですよと返答。この登り尾根の途中にも沢を渡る所があるが
巨大な岩が詰まっている。その横に、普段は無い滝が出現していて、濡れないように、走り
ぬける。

鴨沢からの登り尾根は、雲取山への人気コースのため、結局、4-50人位とすれ違っただろう
か。小袖林道には、マイカーが30台近く停まっていた。鴨沢のバス停に8:20到着。長い長い
10時間が終わった。帰りは、バス電車で爆睡して帰った。

Vista軌跡(駅から最初の内は、衛星補足が完了前で、ずれている。)→トラックデータ