Google Map BuddyからYamaNavi用地図を作る

YamaNavi用地図をカシミールから切り出している方は、多いでしょう。
山用の地図としては、Google Mapよりは、2万5千図の地形図の方がはるかに見易く、使いやすいでしょう。
しかし、街中では、2万5千図では、あまりに情報が少なく、とても見辛いかと思います。
やはり街中では、Google Mapの方が良いと思います。
そこで、Google Map Buddy(以下GMB)を利用して、Google Mapから地図を切り出して見ましょう。

例えば、東京の東武練馬の西から、新木場の南東位までを切り出すと、256*256ピクセルで、3200枚程の数の地図になります。
GMBの最後に1枚の大きな地図に合成して、分割した地図を削除するか聞いてきますので、削除しないでください。
ファイル名が、
 Map_x=116384y=51574zoom=17.png
 Map_x=116385y=51574zoom=17.png
 Map_x=116386y=51574zoom=17.png
  :              :
 Map_x=116447y=51623zoom=17.png
となります。
YamaNavi用地図のファイル名は、0.png〜3199.pngなど数字の連番にしなければなりません。
そこで、VBScriptを作成しました。
  リネーム用VBScript
GMBで切り出した、フォルダに、このスクリプトを置き、コマンドプロンプトで、そのフォルダに移動します。
例えば、C:\GMB\Tokyo\ のフォルダにGMBで切り出した場合、ここに、上記スクリプトを置き、
  >cd c:\gmb\tokyo
ここで、スクリプトを実行します。
  C:\GMB\Tokyo>cscript gmbrename.vbs
これで、
 0.png
 1.png
 2.png
  :
 3199.png
ができました。あとは、mapinfo.datを作成して、全てを、YamaNaviの地図フォルダに入れて下さい。

====mapinfo.dat の例
Garmap CE
101
png
50 ←Y方向の分割数
64 ←X方向の分割数
35.768792 ←左上(0.pngの左上)の緯度
139.658212 ←左上(0.pngの左上)の経度
35.657305 ←右下(3199.pngの右下)の緯度
139.833935 ←右下(3199.pngの右下)の経度
256 ←1枚のピクセル数(GMBの場合、256*256)
256 ←1枚のピクセル数
8 ←色